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全ての差別の止揚と克服を

公正な社会を望んでいます

塩村文夏都議に対する差別的発言について

「お前が早く結婚しろ」とか「産めないのか」と誰かに対して発言する事は侮辱的であり許されるものではありません。
しかし、場合によってはそのような発言をしたくなるという人の気持ちは想像できます。

今回侮辱的な発言を受けた塩村都議は、テレビのバラエティ番組で過去の男性遍歴や自分がどれほどモテるかといった話題を語っていたそうです。
それが侮辱的発言を許す理由にはなりませんが、美人でモテる下村都議が、35歳まで未婚であり出産経験も無いことから、一体どのような晩婚化対策、少子化対策が有効なのか、具体的に発表して欲しいと思うのも無理のないところかと思います。

たいへんデリケートな問題ですが、初婚の平均年齢を過ぎた未婚女性として、どうして結婚しなかったのか、していないのかというプライベートな部分は、もし本人がそれを進んで明らかにしてくれるなら、政策立案において非常に役立つ蓋然性があります。
もちろん政策を語るのに政治家が自らの人生と併せて語る必要はありませんが、しかしプライベートな問題だからこそ誰かがそれをしてくれることが期待されます。

「私はこのような事情によって今まで結婚しません(できません)でした。ですから都としてこのようなサポートをいただければ、私を含め似た境遇にある女性の結婚、出産が増加するでしょう。」
もし塩村都議がこのような質問(提言)をしていたなら、問題となったような野次は飛ばなかったのではと思います。

結局のところ結婚できる/できない、する/しないというのは個人や個々のカップル、また家族の問題であって、自治体や国がそこに何かしらの影響を及ぼそうとするのは大変難しいものです。
しかし日本は人口減少と少子高齢化が一大問題となり、幸福追求の自由などと言っているうちに国力の大幅な低下が予想されます。何とか政策によって人口減に歯止めをかけたいのは分かりますし、間違っていないとも思います。

塩村都議のような、相対的に若い議員の活躍が特に期待されますし、だからこその野次ではなかったかと推測されます。

「お前は好き好んで結婚しなかったんだろう。そんな奴に税金を使ってもどうせ無駄になるんじゃないのか。」仮にこのように詰問されても、差別や侮辱だと糾弾するのではなく、何が本当に効果を発揮する少子化対策なのかを、ぜひ自らの個人的な部分も含めて政策に盛り込んで欲しいと思います。